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2014/09/04 : Blender

「専用の出力先を指定して Screencast」を可能にする Blender の Add-on を作った

Blender には Screencast という機能があり、画面の録画を簡単に行うことができます。しかし、Screencast の出力設定が Animation Rendering の出力設定と共通 (Properties → Render → Output) であるため、互いが互いの出力ファイルを上書きしてしまう危険性があります1

そこで、Screencast の出力先を、Animation Rendering とは別に設定できる Add-on を作ってみました。

インストール方法

(※ ご利用は自己責任でお願いします)

以下のファイルをダウンロードし、User Preferences → Addons → Install from File... で読み込ませるだけです。ファイルは ZIP 形式ですが、解凍せずにそのまま読み込ませてください。

使い方

Add-on を有効にすると、Properties → Render の中に Screencast というパネルが追加されます。ここで出力先を指定します。

以下のいずれかの方法で Screencast を開始させれば、指定した出力先にファイルが書き出されます。

  1. Properties → Render → Screencast → Make Screencast In ...
  2. Info → Window → Make Screencast In Specified Directory
  3. alt + F3

元々の Screencast のショートカットである alt + F3 を乗っ取っているので、一度出力先を指定してしまえば、従来通りの感覚で使用できるかと思います。

ただし、元々の Screencast 機能自体を乗っ取っているわけではないので、Info → Window → Make Screencast を実行すると、従来通りの出力が行われてしまいます。注意してください。

Screencast の停止は、従来通りの方法で行います。

  1. Screencast でも、Animation Rendering でも、連番画像出力であれば n フレーム目 の出力ファイル名は n.png のようなファイル名に、動画出力であれば完全に同じファイル名になるので、特に注意せずに両方を使うと上書きが発生してしまいます。また、一見すると Properties → Render → Output → Overwrite をオフにすれば上書きを回避できそうに思えますが、Screencast はこの設定項目を一切考慮せず、常に既存ファイルの上書きを行うようです。